2006/04/15 一青窈 【Yo & U】 ｉｎ 東京国際フォーラム
今回のラィブの相方ｻﾝゎメモチャで仲良くなった高校生の女の子♡原宿駅で待ち合わせてふらふら〜。
kurkku kitchenにも行ってみました♪→【kurkku kitchenレポ】
ラィブは開演時間18時を10分ほど過ぎた頃に開始。
アコースティックギターの音色が響き渡り薄い幕の後ろにスポットを浴びた窈ちゃんが登場しました。
曲は「Oh la la」。この短い曲を終えた後、幕が縦割れに割れていってそれぞれ90度回転し、ステージとの仕切りが無くなった途端にベース音が響き渡りました。「みなさーん！立って下さーい！」の声で始まったのは同じく最新アルバム「＆」のオープニングを飾る「Banana millufeuille」です。ノリノリの曲調で窈ちゃんはステージ上を動き回り歌いました。バックには曲にあわせた文字が随所に映し出されました。「♪言葉ひとつひとつ、仕草ひとつひとつ、あなたひとつひとつ、あたしひととよぅ！」バリバリのロックテイスト踏まえた曲調でのスタート！！
肝心の窈ちゃんの衣装は、白のフリフリのドレスに80年代アイドルかっ！と思わせるほどの外側に跳ねたスカートで生足を出してました。･･･普通の今年三十路女のする格好ではないぞ！カッコ良過ぎるぞ窈ちゃん！！
最初のMC「ただいま！東京に戻ってまいりました！」の第一声でした。
「東京なんですけど、今回ツアー先々でいろいろな名所を回ったり地元のおいしいものを食べたりしてたんですけど、東京でもやろうじゃないかということで、昨日名古屋だったんですけど今日朝からスタッフより先に東京入りして回ってみました。それで、私建築物とか凄く興味があって今回は千葉(確か成田って言ってた)のとある産業廃棄物処理工場に見学に行ってきました。すごく中がオシャレでびっくりしました。ココ本当にゴミを処理する工場なの？と興味をそそられたんですね。」
と流暢な喋りを披露。トークもかなりのレベルです。まるで説明文を読むかのような綺麗な話し方でした。
「それで手ぶらでも何なのでお土産をいろいろ買ってきました。昨日の名古屋では絵本を気に入ったのでここに･･･スタッフさんお願いします。」と谷川俊太郎さんが書いた文が掲載されてる絵本セットをスタッフに持ってきてもらってました。遊べる本屋『バンガービレッジ』で購入したそぅ。「これとあと粉紅茶って知ってますか？これを溶かすだけで紅茶が出来るというものなんですけど面白いので買ってみました。で、突然ですがこの会場に来ているお客さんにこの場で差し上げたいと思います。欲しい人！」と突然のプレゼントタイム；・ロ・）！！
「この絵本はやっぱり子供がいてどうしても我が子に詠み聞かせたいという人だけ！」と言えば会場のあちらこちらに立って手を振ったり大声を出してアピールする人たちが。もちろん私たちだって負けない！頑張って手をあげた(。・△・。)/「じゃあ何だか遠いけれど真ん中の一番後ろの人、そうあなたです。しかし遠いねー。」とあっさりと決定。名前が遠くてわかんなぃヵら、≪おはなさん≫って呼ばれてました。選ばれた人はとても嬉しそうでした。その後ゎ粉紅茶！！どぅしても窈ちゃんからプレゼントがもらいたい！｢欲しい人！｣といぅ掛け声と同時に｢ハィハィハィ！！！！！｣って思わず立ち上がってぴょんぴょん飛び跳ねて窈ちゃんにアピール☆★☆思わず窈ちゃんも笑ぅｗ｢ぁははｗ呼ばれてないのに立ち上がってるょ。じゃぁその1番にたったそこの男性！｣・・・ぇ？私のが誰よりも立つの早かったって！！あまりにも悲しすぎる結末・・・il||li _|￣|○ il||li
でもこんなにもアーティストとオーディエンスが近い位置にいるなんてあったかぃね♡結局その人が呼ばれて、直接窈ちゃんからプレゼントを受け取ってました。
ちなみに
「こんなうれしいことがいつまでも起こってますように」という言葉の後「うれしいこと」のイントロが流れました。
次のMCでは「手紙コーナー」と称したコーナーが始められました。
「私、手紙を書くことを普及させたいのね。という事で今回のツアーで毎回私の身近なスタッフさんとかお世話になってる人に手紙を書いてもらってここで披露しています。えーと今日は『匿名希望』という方から。なんだろ、怖いな、ふふ」手紙の内容を読み上げる窈ちゃん。
その中には「一、二杯飲んだだけでもその辺に丸くなってしまう一青、可愛いです」とか「ラーメンがおいしいと喜ぶ一青、血液ドロドロです」とか「焼肉が大好きな一青、やっぱり血液ドロドロです」とか、一番個人的にウケたのは「駅のホームで鉄柱に真正面からぶつかる一青、もうすぐ三十路だぞ」というくだり。最後に「そんな一青が僕は大好きです」という内容の手紙でした。差出人はたしかプロデューサーだったヵな？一青窈が音楽活動を本格的に始めたことからの付き合いだったんだって。読み終わった窈ちゃんは涙を浮かべて深々とお辞儀をしました。その姿がとっても綺麗でした☆
「何で手紙を普及させたいかというと私が小さい頃台湾にしたいという心からです。どんな内容だったかというのは。」とここで最新シングルのカップリングの「ぱぱへ」がスタート。
３度目のＭＣ、「さっきも話したんだけどゴミ処理工場。なんで面白いと思ったのかというと、形あるものを後世に残していけるという事なんですね。何度も何度もリサイクルされて後々に残っていくというのは素晴らしい事なんだなと思いながらも、じゃあ形の残らない人の思いとか、心というのどうやって残していけばいいのか、と考えたんですね。それを一番思ったのは例の9.11.のテロの日になんですけど、誰かが一人だけでなくその人の先の人の事まで思いをつないでいければその人の心は残っていくものだと思います。あなたと、あなたの好きな人が百年続きますように。」とお決まりのセリフで始まりました。名曲「ハナミズキ」。歌を聴きながら、あの日に起こった事件により沢山の人の心に傷を作って沢山の人が悲しみにくれていた映像が蘇りました。次から次へと涙が溢れて、視界が滲んで正直よく見えなかったです。
その後、白のフリフリの衣装から一転してピンクのキャミソール？の上にスケスケのレースのブルーキャミソール？を重ね着した装いで現れました。「一思案」のセリフの部分が即興になっていて、その間後ろのスクリーンには今回のツアーで回った地方での窈ちゃんの裏風景写真が映し出されました。今回のツアーもハードスケジュールだったと思うんですけど、それでも率先してその地独特の建造物を見たり、各地の味を楽しんだりする様子が見て取れました。その後のラインナップは冒頭と同様アップテンポの曲調でノリノリでした。
「ホチkiss」では観客の手拍子のリズムに合わせて歌ったり、名デビュー曲「もらい泣き」がロックバージョンになってたりと「しっとり系歌姫」という大衆のイメージとは一転した歌の応酬で会場は熱気で包まれてました。個人的にはノリノリの窈ちゃんは大好きです他の方々は多分びっくりしたんじゃないかと･･･しっとり歌ってしみじみ聞き入る予定だった人が大半じゃないかなと思いますそれがこんな小気味良いテンポ間のあるライブになるというのは予想だにしてなかったはずです。
最後のMCでは「前回のツアーで皆さんにハナミズキの苗木をプレゼントしましたけど今回もやります。今日はクチナシの苗木をこの会場のお客さんの人数、えーと５千人分用意しました。どうか貰って帰ってください。そしてどうか大切に育ててください。ちゃんと世話してれば６０年はもつそうです。ひょっとしたら自分よりも長く生きていたりして。ふふ（笑）本当に会場にお越しくださいましてありがとうございました」と繋いで最後の曲、ＣＭで話題の「さよならありがと」を歌って終了。ちょっと涙腺ウルッときましたけど素敵な歌声でした。こちらこそありがとう窈ちゃん！
アンコールの拍手の中、その苗木を持ってメンバーと窈ちゃんが再登場。「何だか植物がステージ上にあるというのもいいですね。えーとこの会場、今回のツアーの中でも一番大きくて広いんですけどこの会場を設計した人は大きな船の中の構造をモチーフにココを作ったそうです。天井が甲板で大きな船底状になっていたりだとか。そうだとしたら同じ屋根の下で過ごす大家族みたいですね。その大家族のことを中国語では大家（ダージャー）といいます。みなさんと家族になれたら素敵ですね。でも５千人の家族は食事が大変か（笑）」アンコール一曲目は2ndシングルの「大家（ダージャー）」それにしても見事な曲への繋ぎ方ですね。言葉の魔術師のようです。
最後はアルバムタイトル曲の「＆」。「♪さあもうおうち帰る」の歌声と共に縦割りの幕が下りてきて回転しステージを塞ぎました。大きな家の絵がプリントされてあって窈ちゃんのいる位置が玄関に。「おやすみなさい」スポットが消えて暗転。ライブは終了しました。いやー感動的な演出です。スゴイです。誰ですかこんなアイデアを出した人はと思うくらい素晴らしかったです。
帰りは例のクチナシの苗木を忘れず持ち帰りました。普通のライブはこんな事ないですものね。本当行って良かったと思います。そして窈ちゃんのファンであることを誇らしく思います。またいつか会おうね窈ちゃん！
会場を後にする時、ＤＶＤの撮影をしていたので、わざとカメラの前を通ってみた( ´艸｀)もしかしたら、映ってるかもしれません。素晴らしいラィブだったし、ＤＶＤ買っちゃおぅヵな。
＊セットリスト＊
1.Oh la la
2.Banana millufeuille
3.ピンクフラミンゴ
4.影踏み
MC
5.うれしいこと
6.sunny side up
7.翡翠
MC
8.ぱぱへ
9.いないばぁ
10.かざぐるま
MC
11.ハナミズキ
12.一思案
13.アンモナイト
14.ホチkiss
15.指きり
16.もらい泣き
MC
17.さよならありがと
アンコール
1.大家
2.アリガ十々
3.＆
ｸﾞｯｽﾞの金太郎飴
